区分を目安にご利用に適した商品を安心して選んでいただけます
ユニバーサルデザインフードは、
かたいものが食べにくい方や、食材の大きさややわらかさに工夫が必要な方のために作られた加工食品で、「かたさ」「粘度」に応じて4段階の区分に分かれています。
口から食べることを大切に
「介護者と家族のための介護のコツ」をご紹介
商品開発担当
介護食品の開発に関わる業務をしています。
バランス献立のやわらか食(レトルトパウチ)・とろみエール(とろみつけ)・栄養プラス(ドリンク)を担当しています。
つくるメニューから決めて、食べやすさの区分に合わせた、適切なかたさの原料選び・粘度調整をし、そのうえで味にもこだわった商品開発をしています。
食事は見た目も大事だと考えています。普通の食事よりもやわらかい具材を使うことが多いため、お客様のお召し上がりになるまでに型崩れが起きないようにという箇所はかなり苦労します。
販売店に行くとベビーフードは沢山の種類がありますが、介護食品は少ない種類しか置かれていないことがほとんどです。
私たちは毎日「洋風」「和風」「中華」などその日の気分に合わせてメニューを変えて食事を楽しんでいます。介護食もそんな風に毎日の食事を楽しめる存在になってほしいと思っています。
介護食は需要があると言われていますが、実際まだまだ手に取る人が少ないのが現状です。もっと認知してほしいし、もっと手に取りやすいものになっていってほしいと思っています。
お客様から「すごくおいしい」「本物にちかい」というご意見をいただくと、本当に嬉しいです。
味づくりに関してかなり自信を持っています。もっともっとおいしい商品をお届けして笑顔になっていただきたいと思います。
販売推進担当
バランス献立の販売推進に関わる業務をしています。
アサヒの介護は①食べる機能が落ちても食べやすい介護食②食べる量が減ることで不足する栄養を補う栄養サポート商品③おいしく食べられる清潔な口内環境を整える口腔ケア用品、
この3本柱を大事にしているブランドです。
私が従事しているのは口腔ケアと介護食の啓発活動です。「食べる力が年々弱くなるが最後まで自分の口で食べてもらいたい」そんな想いで日々業務をしています。
店頭でお客様が迷われたときに困らないように取引先・スタッフ向けの介護における口腔ケアや介護食の勉強会を実施します。
また医療介護関係者から情報発信してもらわないとお客様に正しく伝わらないこともあるため、学会への出展・セミナーの開催なども実施しています。
現在、介護食は介護用品のコーナにありますが、今後一般の食品と一緒に置かれるようになってもっと多くの人が手軽に使えるようになり、
一人でも多くの人が、お口から食べられる喜びをいつまでも感じていただけるようになることを願っております。
マーケティング担当
介護食品のマーケティングに関わる業務をしています。
実際に介護している人にしかわからない「困りごと」を少しでもお手伝いできることはないか。そのためにはどういった商品がいいかということを一番大事に考えています。
そのためにお客様の実態を実際に聞く場をできる限り設けるようにしています。
自分たちのおいしいと実際に食べる方のおいしいが違うことがあります。これは永遠の課題であるかもしれませんが、
少しでもその違いを無くすために多くの人に食べていただき時には介護事業所の方々にも食べてもらっています。
要介護者の属性・家族の属性などパターンは無限にあるため中々定めることが難しく悩むことも多々あります。ですがやはり誰かのための商品ということが根底にあるため、モチベーションは下がりません。
本来なら介護食ではなく好きなものをずっと食べ続けてほしいと思っています。
これしか食べられなくなるその手前(介護食と常食の間)を今後取り組んでいきたいです。